年をとると思い出話をするらしいですね
無為徒食の日々で、やはりついつい昔を振り返ってしまいます
代わり映えしない毎日なので
時々は昔昔を、綴ってみようと思います
小学校1年生くらいだったかな
その頃の鉄道は、柵のない畑の中を走っていて
踏み切り、遮断機なんかなくて
線路も遊び場みたいでした
学校の帰り道、友だち3人で、遠くに見える蒸気機関車をみて
線路の上で手を広げて
《止まれ


汽車は、本当に止まりました
止まった列車から、運転士さんだか、機関士だかが
ダァーと下りて来て、
3人まとめて、捕まりました
そして《この、クソガキ


3人とも大声で泣きました
列車の窓から、乗客みんなが首をだして
《アホ


今、電車を止めたら、大変なことでしょうね
1発、ボカン

のどかな田舎の昔です
その後、3人で相談して、親には内緒にしていました
ところが数日後、3人の親たちは知ってました
そのわけは、汽車の中に近所の人が乗っていたのです。
あやうく、サーカスに売られそうになりました
私にとって一番怖いことは、〈悪いことをしたら、サーカスに売り飛ばされる〉ことでした
昼食
白菜とエビのグレープシードオイル煮
きのことペコロスのスープ
わさび菜と紅芯大根のサラダ
夕食
揚げれんこん餅のみぞれあん
蕗のふきのとう味噌がけ
シーザーサラダ
お昼ねは、人間ベッドが一番ラクチン
