しばらくぶりに、昔の同期会のようなものをやりました。
面白かったのは、
そろそろ、残された年数が頭をよぎる年代なので
それぞれが、人生の 〆 を考えていることです。
@ 1人修学旅行を始めた。
思い出に残る学生の時に行った場所を、なぞっているのだそうです。
数十年ぶりに行く1人旅は、思い出がよみがえったり、
逆に、思い違いをしていたりで、1つ、1つ、塗りつぶしていくのは、楽しいみたいです。
A 数年後を見据えて、介護施設の見学会にかたっぱしから、参加する。
『送迎バスがでて、お弁当付なのよ』
毎週行っても、東京近郊で、1年くらいは楽しめそうだとか。
結論は『老後の幸せは、お金次第だね〜』と、がっかりしますね。
B 今までは、神も仏もあるもんか!!の人だったのに、
日曜日は教会に通っています。
聖書に嵌まってしまい、急にいい人ぽくなりました。
教会に来ている方々はみんな、穏やかで親切なので、
自分は、恥じ入るばかりなそうな。
話しの端はしに聖書の一節が披露されて、ちょっとあきれました。
C 106歳のお母さまを介護している友人は、
ただでさえ大変なのに、あいまを縫ってヘルパーの資格も取りました。
80歳までは、介護する側にいたいと言います。
お母さまも、いたってお元気で、長寿日本記録も期待できそうです。
まぁ、それだけは勘弁してほしいと、悲鳴をあげていました。
D ご主人が亡くなられたのを機に、すごい断捨離をしました。
家も売り、ダンボール箱数箱を残し、すべて捨てました。
ワンルームマンションを買い、これが終の棲家と決めて、
シンプルに暮らしています。
その簡素化が、すがすがしく見えました。
E わがままで傲慢、浮気を繰り返すダメ亭主をもつ友人は
我慢、我慢でここまできました。心秘かに
今にみていろ。いずれ思い知らせてやる≠励みに生きてきたそうです。
ところが、数年前に、ご主人は、癌になり、症状も軽くはありません。
敵討ちどころか、入退院で弱ったご主人の介護に明け暮れています。
こういう風に書くと、救いのない不幸に聞こえますが、
『亭主の顔色をみないでいい生活は楽よ〜、
今じゃ、彼が私の顔色をうかがうのよ、』
『昔話をして嫌味をいったり、食餌療法よと、嫌いな物ばかり並べて、
ちくりちくりといじめてやるの』
怖いような話しですが、友人としては
『当然だよ、ざま〜みろ。まだまだ手ぬるいよ』と思います。
F 囲碁教室に通い始めてやっと対局できるようになったそうです。
死ぬまでに、初段になるのが夢だと言います。
今は囲碁に夢中で、世の中の景色がみんな白石・黒石に見え、
電車の座席に座ったひとたちも、碁石にみえるとか。
てこなさんは、初段なんですって、今度教えてください
尊敬されちゃいました。
若気(?)の至りで、昔、『私は初段よ』と、自慢しまくったのです。
化けの皮がはがれないように、今後はこの人には会わないようにします。
G とても頑張り屋さんの友人は、
どんなものをやるのでも、その中の上位5パ―セントに入ることが目標
なのだそうです。
順位のつかないようなものは、自己判断して、納得。
『この年になると、無理なものもあるんじゃないの?』
にやりと笑って、『自分を知ってるから、できそうなものしかやらない』だって。
H てこなさんはどうよ? って聞かれて
無為徒食とは、言いづらいわ〜
病歴だけは多彩なので、それを売りにしました。
難病をもっているのに、明るく生きている!!
そんな感じにしました。
犬の写真を見せびらかしたいのですが、
豪邸 ・ 海外旅行 ・ 孫 ・ ペット これらの写真は、大抵は不評です。
だれしも、自分がもってないものは、みたくないのよね。
秘かに持参して、お披露目できなかった写真、玄雷。
昼食きのこのカレー
ピータン豆腐
鰤と野菜の甘辛炒め
りんご