9日で父が亡くなって16年になります。
それからの15年、母は結構元気に暮らしたと思います。
母は
おいで、おいで≠ニ手招きする父の夢を何度か見たと言います。
夢の中で私、断ったのよ。もう十分生きたのにね〜
自分でも往生際が悪いと思うのよ。
と、笑っていました。
昔、うちの地方では
口はただだから
とよく使われた言葉でした。
(口は禍の元という格言とは逆で、口は重宝とでもいいましょうか、
お金がかからないリップサービスみたいな感じです。)
結婚して間なしに、もめごとになった時、
つい口が滑って、連れ合いに
口はただだから。なんだって言うよ≠ニ言っちゃった。
それ以来、40年以上
君は口はただだからと平気でちゃらちゃら言う、
信用ならぬ女
と、烙印を押され、軽く見られて悔しい思いをしています。
これは父に似てしまったからだと思うのです。
結婚して10数年後くらいのことですが
連れ合いが、
ボーナス時くらいは、親にお小遣いを送ろうよ
と言い出しました。
子ども3人いて、アップアップなのに・・・
冗談じゃない!!
しかたなく連れ合いの親には送ったのですが、
私の実家には送りませんでした。
母に、送らないけれど貰ったことにしてほしいと頼みました。
あなたのところは今大変なときなのだから、もらおうなんて思ってないよ。
でも、もらってないのにSさん(連れ合い)にお礼を言うのは嫌よ。
それを知った父が
儂がSくんにお礼を言ってやる、口はただじゃ。
これを優しさととるか、いいかげんな人間ととるか
どうでしょう。
☆ ☆ ☆
犬の動画をユーチューブに投稿してみました。
なんだか面白くて、せっせと投稿しまくっています。
犬バカ全開です。
お散歩風景、見てください。
栗が威張っていて、
渋々付き合う玄が気の毒には思うのですが、
ドヤ顔の栗と情けない玄に笑ってしまいます。
5日の夕食
蕗の薹のチーズリゾット
カステルフランコとリーフレタスの松の実サラダ
菜の花のクリームポタージュ
レッドグローブぶどう
ワイン