2011年06月19日

昔話20 父の日・・(日)

今日は父の日

1943年(昭和18年)父と母の結婚の日です
お祖父ちゃん、お祖母ちゃんたちはまだきっと50歳前半のはずですが
70年近く前の人は、老けてますね

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私の父は7年前、88歳で亡くなりました

78歳のとき、交通事故に遭い、長く入院したせいで
少し頭がはっきりしなくなっていました

父と母の二人暮らしで、母は優しく介護できるような人じゃないのです
それからの父は、月の大半はショートステーという介護施設で過ごしました
こういう施設にも当たり外れはあるのでしょうが
優しく行き届いた介護しさんに囲まれて、最期まで穏やかに過ごせました
今でも、感謝しています

こういう施設にはいろいろな老人がいます

《お金を盗られる 😖 》と、かばんを抱えて喚く人

介護しの女性の手やお尻を触りたがる💕人

いつも、不平不満をおお声で言い歩くひと💢

介護しの人を始終呼んで、面倒かける人💦

本当にいろいろです


あるとき、介護しさんが

《てこなさんのお父さんは、ドイツに行かれたことがあるんですね〜
先日、ベルリンの壁のお話をしてくれました》

父は、中国(戦時中)以外の外国に行ったことはありません

貧乏人の子沢山の長男でしたから
ずっと働きづめで、学校も尋常小学校くらいでしょう

私の記憶の中の父は
本を読むことが好きで、
新聞は隅からすみまで読み、歴史書とか地図をよく見ていました

父は頭がはっきりしなくなって
空想の世界を現実に経験したことのように思っているのです

《父は、行ったことないのに、ぼけちゃっても見栄張っってますね〜》
と笑って答えておきました

こういうボケ方って、うれしいです


私は今は、自分の恥ずかしいモロモロの性格を
なんとか理性で取り繕っておりますが
頭が制御できなくなったとき、どうなるかと考えると、
品性に自信がありませんので、怖いです
とても父のようには、なれないよ


最近は父を思い出すこともまれになりました






今日のボスは、きれいに決めてみました

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posted by てこな at 21:41 | TrackBack(0) | むかし話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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