医院のリハビリ室の一角に、コートなどををかけておくハンガーラックがあります。
先週の金曜日のことですが、かけておいたダウンコートがなくなりました。
たった、30分間のことです。
色もかたちもありきたりな物ですから、だれかが間違ったのでしょう。
《きっと黒いコートが残るはずだから。私のものがもどってきたら預かっておいてね》
と、受付に頼んでおきました。
それで、今日聞いてみたところ
《このコートが残っていました。これはてこなさんのではないですよね》
もちろん違います。
取り換えにきた人はいないそうです。
《残ったコートのポケットとか、なにか特定できるものはなかったのですか?》
《いえ、みていません》
なんだよ

責任を追及する気はないけれど、むっ

もし私が受付の人間だったら、どうするか、考えました。
まず、先週の段階で、残ったコートの中身を調べます、特定できない時は
この時間帯のリハビリ患者に電話を入れます。
リハビリにきている人限定ですから、きっと10人以内と思うのです。
それが失礼に当たるかもしれないと心配ならば
《間違っていませんか?》と、メモをつけて残ったコートを待合室に展示する。
けどね。
《こういう事は今までにもなかったのですか?》
《1年に2、3回くらいあります》
《もう、あきらめましたので、忘れてください》
といったら
さらりと《わかりました》。終わりです。
気に入らぬ風もあろうに柳かな
を、心で三回唱え無理して笑ました。
ブログ名は 《満漢全席》 から 《癇癪日記》 に変えたほうがいいかな〜
![b28da5d9a5[1].jpg](https://tekonatekonako.up.seesaa.net/image/b28da5d9a55B15D-1e49f.jpg)
昼食
ドライトマトとバジルのスパゲッティ
カポナータ
レタスとパルミジャーノのチーズドレッシング
ラ・フランス