2016年12月30日

叔父の時計・・(金)

連れ合いが、昨夜山形から帰ってきました。

先日亡くなった叔父の遺品整理に行っていたのです。

叔父はひとり者だったので、残された物の整理など
主だった甥っ子たち(子って言っても、みんな60過ぎなんですが)集まって
やりました。
90年余りの、積み重なった歴史は重く、とても数日では片付かないようです。

来年に持越しです。

昼間、力仕事に精を出し、夜な夜な
従兄弟どうしで、慰労会と称して

飲み会を開催していたらしい。

冠婚葬祭ぐらいしか会わない面々が、久々に旧交をあたため、
叔父の遺品のそれぞれに、思い出話しに花が咲き、
いい帰省になったみたいです。



私は、形見分けには、時計がほしいと希望をだしてありました。

競争相手がいなかったので、私がもらえることになりました。

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この時計は叔父が旧制中学に入学したとき、父親からもらったものです。
セイコーの普通のねじまき式の腕時計です。
高価なものではありません。
最初は風ぼう(保護ケース)つきだったのでしょう、
錆だらけでも、ちゃんと取ってありました。

80年間、叔父が修理、修理を重ね、大切に使い続けたのです。

手に取って、竜頭をそっと回してみました。

秒針も、ちゃんと動いています。

耳に当てると、かすかに聞こえる、チクタクチクタク・・・がちょっとせつない。


私のことですから、せっかくもらっても
机の引き出しに眠らせておくことになるとは思いますが、

ときには叔父を思い出し、この時計を眺めて、

丁寧に生きる

を心がけたいと思っています。



この子たちともども、来年もよろしく。

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posted by てこな at 19:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする