2017年02月06日

むかし話30・・(月)

実家の母は、もうすぐ99歳になります。

最近では、同じことを何回もいい、
やたらに頑固で、思い違いをしても認めないし、
物忘れもひどくなっています。

ただ、ずーーーーーと昔の話しだけは
びっくりするくらい、はっきりと覚えているのです。

100歳近くなると、近しい人はみんな亡くなり
昔話しをできる相手もなく、娘の私もそうそう帰省はしないし、
寂しい日々であろうと、気の毒に思っています。


今日の電話で、母が

『あなたおぼえているかな〜。
今日ね、散髪屋の節チャンが、見舞いにきてくれたのよ』
と、うれしそうでした。

近所に住んでいた、私の小学校の同級生です。
今は、母のいるケアハウスの近所にすんでいて、
母を偶然見かけて、声をかけてくれたそうです。


小さい頃、祖父も父も、近所の散髪屋に行っていました。
 
その理髪店は

家でも、まわりでもすっぽん≠ニ呼ばれていて

『すっぽんに行ってくる』は、散髪をしてくるということでした。


そこの娘の節子ちゃんとは、よく一緒に遊びました。



小学校に入学すると、同じクラスになったのです。

先生が、1人1人名前を呼んだとき、節チャンのことを

『大西節子ちゃん』といったので

???

私は生まれつきの出しゃばりですから、


『先生!!この子の名前はすっぽん節子だよ』

って、言ったのです。


そしたら、怒った節チャンが私を突き飛ばしました。


すごく痛かったのですが、家に帰っても

誰にも、このことを言いませんでした。

こども心に、やらかした!! となにかを感じたのだと思います。

その何日後かに、(誰から聞いたのか)祖母から


『その口を糸と針で縫ってやる 💥』 


と叱られて、本当に縫われるかと怖かったですよ。


すっぽんの意味を、父が教えてくれました。

街なかの散髪屋に比べて、月とすっぽんくらい

大西理髪店はヘタクソなので、

近所では、陰で すっぽん≠ニ呼んでいたと。


節チャンは、もうすっぽんの意味を知っていたのでしょう。

月とすっぽん

私が最初に覚えた、ことわざです。


節チャンとは、その後どんな付き合いをしたか記憶にありません。

母を見舞ってくれたなんて・・・ありがたいこと。


彼女は、昔のあの出来事を、覚えているでしょうかね。


  ☆   ☆   ☆


毎日のぞくペットショップにいる猫です。
中央の猫に魅せられています。うちの子にしたい〜
猫は20年くらいは生きますから・・・無理か・・・

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夕食

根菜のグラタン
アスパラ/いんげん/しめじのガーリックソテー
からすみ&大根
絹さやと卵の汁
いちご

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posted by てこな at 23:21| むかし話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする