私は友人がそう多いほうではありません。
親しい友となればなおさらです。
どの友とも長い年月の積み重ねがあって
お互いに穏やかに終焉を迎えたいと励ましあっています。
昨日、一番古い60年あまりの長き仲の友が亡くなりました。
亡くなる3日前に電話で話したのが最後でした。
壊れていく自分≠怖がっていました。
認知症が進んできて
情けない、どうしたらいい?≠ニ繰り返し泣いていました。
11月に入ってからは、それまで毎日かかってきた電話が
2日、3日と間遠になってきて心配していました。
これから先も続くであろう
暗闇の日々を思い
彼女にも、だんなさまにも慰める言葉がありませんでした。
こんなに急に亡くなるとは思ってなかったです。
金曜日の未明、隣に寝ていただんな様が気づいたときは
いつもの恰好で・・・ただ息してなかった・・
まだまだ先があると思い、長い介護を覚悟していたのに・・
力が抜けました
と。
15歳からいっしょに積み重ねたいろいろろな出来事、
楽しかったことしか思い出さないものですね、
この10か月、毎日かかってきていた電話が
もう鳴ることはない。
寂しい〜
2年前の同じ20日、
雷が死んだ日です。
6月に納骨しました。
「雷くん、お兄ちゃんたちと会えましたか?」
夕食
松茸ごはん
いもたこ
黄菊と紫菊の柚子醤油
シルクスイートの焼きいも
南瓜のヨーグルト味噌汁
次郎柿
エミリアーナ・カベルネソーヴィニヨン・オーガニック